ブログ新着

「タロットの謎」目次


●タロット人生劇場
●はじめに
■第1章 なぜ、マルセイユ・タロットなのか
●大アルカナ
●小アルカナ
●本書はマルセイユ版を解読する
●マルセイユ版は哲学的知育玩具
●78対22の法則
●タロットと本書を読み解く鍵
■第2章 大アルカナを読み解いてみよう
●愚者
    光を放つ怪しい袋/道化とお太鼓持ち/道化の特権/愚者と犬/王子様のドM生活/旅する車寅次郎/道化の脚衣/現代の道化/チェックメイト
●I 奇術師
    旅する道化が町に着くと/魔法と手品と超魔術/1は神/少年は魔法使い/二つのサイコロ/運命の輪との共通点/机の脚が三本
●II 女教皇
    女の教皇などいない/神の母にして永遠の処女/女教皇はメイド・ロボ/誰のものでもない偶像アイドル/物語を紡ぐ者/お姫様は怖い女/タロットの奥義伝授/ジョヴァンナ伝説/信仰と謎と無知/奥義を見つけし者に祝福を
●III 女帝
    1 + 2 = 3/王権の証レガリア三点セット/鷲の盾/土の翼/平安時代の奇術師と女教皇
●IIII 皇帝
    王の傍らには道化がいる/王は横顔で描かれる/定規を持つ皇帝/4は立ち上がる数/一本足で立ち続ける代理王/受精卵/奇術師の股下のナニか
●V教皇
    教会と寺子屋/差別のはじまり/天国の門の鍵を持つ者/千年前から今も続く聖ヨハネ騎士修道会/富と名誉か、永遠の命か/日本昔話『三枚のお札』
●VI 恋人
    変なタイトル/なぜ三人いるのか/リリスとエバ/性器はインターフェイス
●VII 戦車
    労働の始まり/ベン・ハーの戦車競走/四方の柱と三角の屋根/家には表札がある/三組の夫婦/二頭立て馬車と魂の三部分説
●VIII 正義
    権力の座についた者/正義の女神は売春婦/閉ざされた神殿の門/柱の高さがちがう訳/真正面を見ているキャラクター/4の倍数は王
●VIIII 隠者
    隠者の語源/魔法使いの側面/周縁の番人/誰と会っているのか/シノペのディオゲネス/鐘を鳴らすと皆が道をあける/老人と少女/川端康成の『眠れる美女』/女の性感は男の十倍と言った預言者
●X 運命の輪
    悪魔の車輪/遊園地は回りものばかり/後生車が逆に廻ると地獄に落ちる/悪魔の車とロバの車/居場所を無くし阿呆船に乗って
●XI 力
    女子レスラーは恋愛禁止/二つあってこその力/顔ハメ看板/赤マントの理由/チャンピオンの帽子と王冠/獣と戦うための腕甲/ムツゴロウさんは犬の口をこじ開けると/無限の力は二つある/ウエイト版の8と11の交換
●XII 振り子
    「吊された男」はなぜ男なのか/12は時の数/イスカリオテのユダ/時間と身体/子宮で眠る胎児/幽体離脱や臨死体験の寓意/カバラの星をタロットで解読
●XIII(無題)
    なぜ無題なのか/農夫と皇帝/死と税金からは逃れられない/道化恐怖症/畑で一本足で立っているもの/ここより魑魅魍魎界/お遍路さんというシステム
●XIIII 節制
    欲望に制限をかけること/子供のころ練習したあの動作/濁った水をきれいにするには/死の天使と奪衣婆/四人の大天使
●XV 悪魔
    山羊ではない、鹿だ/夜に全裸で/コウモリの翼/悪魔は冷たく乾いている/悪魔は死なない/デーモンとペンギン/折れた剣の端を握って/逃げないのか、逃げられないのか/悪魔は正直者
●XVI 神の家
    はしごを天使が上り降り/神の家は病院/監獄建築パノプティコン/塔あるところに戦いあり/有名になりたぁい!/三つ窓の塔と聖女バルバラ伝説/浮遊する丸いつぶ/雷は神の権能/平方根と平方数
●XVII 星
    髪は切ってもまた生えてくる/裸の娘の雨乞い儀式/天の時間と地の時間/コンパスマークと星の海/星はなんでも知っている/金星・シリウス・北極星/二つのものが一つに見える/渡り鳥とパンスペルミア仮説
●XVIII 月
    夜の女王/月と犬と女と/月とザリガニは何度でも蘇る/分割統治/雫の意味するもの/地球の生き物は月に食われる/星の河は月の池に流れ込む
●XVIIII 太陽
    太陽が放射する二つの力/奇術師と運命の輪と太陽/双子の一人はいなくなる/人類初の殺人/俺の市壁を跳びこすやつは殺す/ギリシア神話の双子たち/グレートツインズとメトン周期/18番の月の正体/素数のカード
●XX 審判
    開かれる墓/閉じたり開いたりする場所/墓と本/閉じられる墓/エレウシスの秘儀/『黄金の驢馬』と幽体離脱
●XXI 世界
    四聖獣とスピンクス/四聖獣と黄道十二宮/四大元素と色/虹のゲート/バトンとネックレス/第五元素/般若心経/愚者は虚数/ダライ・ラマの亡命と吉祥布
■第3章 タロットと物語おはなし
●『出エジプト記』と大アルカナの照応
  • 1~4章 モーセ誕生
  • 5~11章 ファラオとの交渉
  • 12章(振り子) エホバ、大虐殺を敢行
  • 13章(無題) 出エジプト
  • 14章(節制) モーセ、海を割る
  • 15章(悪魔) 民が主を崇拝する
  • 16章(神の家) エホバ、マナを降らす
  • 17章(星) モーセ、水を湧かせる
  • 18章(月) エトロ、モーセに民の管理法を教える
  • 19章(太陽) モーセ、主と対面する
  • 20章(審判) モーセ、十戒を授かる
  • 21章(世界) エホバ、法を敷く
●ホロコースト(『夜と霧』)
  • 11番(力) 秘密警察が捕まえに来る
  • 12番(振り子・逆位置) 列車で立ったまま揺られて
  • 13番(無題) 選別人が生か死を決める
  • 14番(節制) シャワールームで洗浄
  • 15番(悪魔) 悪魔の家の強制労働
  • 16番(神の家) ガスかまどからの救出
  • 17番(星) 飢餓からの回復
  • 18番(月) 日常が戻ってきた
  • 19番(太陽) 蛮行は白日の下へ
  • 20番(審判) 裁かれる元ナチス
  • 21番(世界) 物語の完成
●『ヨハネによる福音書』と大アルカナの照応
  • 1章(奇術師) イエス、ペトロを弟子にする
  • 2章(女教皇) イエス、母に悪態をつく
  • 3章(女帝) イエス、人々に洗礼をさずける
  • 4章(皇帝) イエス、俺がメシアだと名乗る
  • 5章(教皇) イエス、俺は神の子だと名乗る
  • 6章(恋人) イエス、俺を信じるかと人々に問う
  • 7章(戦車) イエス、働け
  • 8章(正義) イエス、裁かない名裁きをする
  • 9章(隠者) イエス、盲人の目を治す
  • 10章(運命の輪) イエス、元の場所に戻る
  • 11章(力) イエス、死者を生き返らせ虎の尾を踏む
  • 12章(振り子) イエス、葬りの日が近いことを告げる
  • 13章(無題) イエス、ユダを切る
  • 14章(節制) イエス、父の家に里帰りすると言う
  • 15章(悪魔) イエス、自分につながっているように言う
  • 16章(神の家) イエス、弟子たちに試練を予告する
  • 17章(星) イエス、天に祈る
  • 18章(月) イエス、逮捕される
  • 19章(太陽) イエス、日干しになる
  • 20章(審判) イエス、復活し墓から出る
  • 21章(世界) イエス、ペトロを教皇に任命する
●輪廻転生の車輪
    死のプロセス/臨死体験や幽体離脱のプロセス/お葬式のプロセス/器作りのプロセス/再生のプロセス/片足立ちのサイン/あれでもなければこれでもねぇ
●あとがき
    祐天寺タロット研究会/これであなたも違いの分かる人/謝辞
大澤が手がけた本