呼吸法

ここで紹介する呼吸法は意識を安定させ落ち着かせる効果があります。弛緩法が終わったところで、あるいは弛緩法の前に数分間行うと良いです。

  • 息を鼻から吐きます。腹式呼吸です。肺の上部、中部、下部と順番にはき出すような感じで、肺の中の空気すべてを吐ききります。このプロセスの時間を四拍とかぞえます。
  • その状態で喉をしめないようにして二拍息をしない。
  • 息を吸い込み、肺の下部、中部、上部というように空気を貯めていく感じで、肺いっぱいに空気を吸い込みます。同様にこれを四拍とかぞえます。
  • その状態で喉をしめないようにして二拍息をしない。
上記の方法が分かりにくいときは、以下のようにしてもよいです。
  • 息を吸いながら4つかぞえ、かぞえおわったところで息をとめて二つかぞえ、
  • 息を吐きながら4つかぞえ、かぞえおわったところで息をとめて二つかぞえ、
  • 再び最初にもどって、これをくりかえします。

 注意すべき事は息を止めるときに決して喉を絞めない事です。肺に負担をかけますし、筋肉に緊張を引き起こすからです。呼吸法にはクンバカといって、息をできるだけ長時間止めるものもあるのですが、ここではそれを目指しているわけではありません。

 口をあけたまま水の中に潜れるのは喉をしめているからです。「喉をしめないように」というのはこれでわかると思います。

 呼吸法を数分間くりかえします。あまりに苦しい時は無理をせず、できる回数でとどめます。一拍の時間は個人差が大きいのですが、長ければ長いほど良いと思います。しかしだいたいは8秒呼吸し、4秒止めるぐらいが適当でしょう。徐々に長くしていけば16秒:8秒くらいまでは簡単にのばせると思います。

 決して無理しすぎないこと。身体はすぐには適応できません。毎日少しづつ練習して、前回より少しだけ記録を伸ばすようにします。むちゃすると身体を壊します。

 余談ですが呼吸のサイクルを極端なまでに長くしていき(30秒:15秒くらい)、目をとじて数十分から一時間以上行うとプチ神秘体験が起きます。平衡感覚が失われ、無重力空間でぐるぐる回転するような感覚をおぼえるかもしれません。目をあければもとにもどります。

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