空を飛んでみよう

幽体になったとき自分の体がいつもよりは軽くなっている事に気がつくでしょう。立っている場所でジャンプしてみましょう。少し高く飛び上がれると思います。今度は二階ぐらいの高さから飛び降りてみましょう。いつもよりゆっくりとふわふわ落下すると思います。かりに勢いよく落ちたとしても(事実そういうケースは多いです)、ケガをすることはありません。

いつもとまったく変わらない場合は、濃密に幽体を分離しずぎているのが原因です。この場合は、瞬間的にごく短い時間、肉体の側に意識を向け、再び幽体に戻すという行為をします。肉体の重力は大きいので、のろのろやると肉体に引き戻されるので注意してください。こうすると液体的な幽体のいくらかを、肉体側に返す事ができ、そうすれば身軽に動けるようになるでしょう。

次に「自分の体が浮き上がる」というように考えます。体が浮き上がったら、「上に上に」というように念じつづけます。体は上昇をつづけるでしょう。ここまできたら、幽界におけるバランス感覚は、教わらずとも自分が知っている事に気がつくはずです。

空を飛ぶといっても、そこには限界がある事に注意して下さい。あまり速い速度で飛び続ける事は難しいですし、上昇できる高度にも限界があります。また「飛ぼう」という意志を持ちつづけていないと、高度はすぐに下がってしまいます。飛ぶのには意識的な努力が必要です。幽界には引力が存在します。幽体となった自分の体にも引力は働くのです。しかし意識的努力によって、その引力にあらがう力もある点は興味深いです。

HOME