光体を作る理由
幽体離脱をする前に光体を作る作業をするわけですが、幽体離脱する人々すべてがこのような方法を使っているわけではありません。つまり光体を使わない幽体離脱法もあるわけです。しかし私は一見複雑なやり方をする光体を作る方法を採用しています。最初の理由は、もともと自分が成功して長年使ってきた方法であり、その範囲で効果も保証できるからです。二つ目はやがて意識に起きうる事を前もって演じる事の効果を信じているからです。
光体を作る作業は、幽体離脱のための魔法の儀式です。視覚化によって幽体が分離する過程を演じている事に注目してください。そしてこの儀式を何度も何度も繰り返す事になるのです。練習しているうちに、最初は長い時間かかった作業が簡単にできるようになってくることに気がつくでしょう。光体のイメージはよりリアルになってゆきます。そして同時に呼吸法や弛緩法、精神集中の練習にもなるわけです。ストレスリダクションの効果も期待できます。
幽界の中のアストラル界は、思念によって形相を生じ、カバラの流出論では、その形相はやがて物質界に顕現すると説きます。この理屈に納得がいくかどうかは人それぞれですが、何度も繰り返しアストラル領域に光体という思念像をうち立てていると、やがてそれは本当になるという理屈なんですね。周天呼吸法でエネルギーを引き入れてチャージしてやると、それは爆発的に加速します。
そしてあるとき、それまでイメージしてきた事が本当になる。幽体離脱という奇跡が起きるわけです。それは誰もが経験する可能性がある奇跡ではありますが、初めてそれを経験したとき、その人にとってはまちがいなく超常体験でしょう。
儀式魔術は結局この理屈を使って、意識の中に様々な変化と時には変革を起こします。そして意識が変われば、それはその人本人が変わるということなので、彼を取り巻く世界も変化することになります。
幽体離脱に慣れてくると、やがては光体を作る儀式過程をふまなくても離脱できるようになります。しかし作ったほうが成功しやすいのは確かです。
ところで実際に幽体離脱が起きたとき、私はイメージしてきた通りの光体をまとってはいませんでした。あくまでもそれは儀式に使われたシンボルだったということです。だからどのような光体のイメージを採用しようとかまわないという事です。
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