カラスがうるさい!

 誘導メッセージをテープに吹き込んで、自分で実験して確認という作業を繰り返している。
 自分で試してみると、「ここの説明は冗長すぎ」「ここの間合いが短すぎ/長すぎ」とか、あちこち修正したくなる。ところが、ねっころがって弛緩してまどろみの意識の中でそう思っても、起きあがってメモを取るのは問題がある。テープを止めてメモを取ると意識が変わってしまうし、弛緩の状態も崩れてしまう。ユーザーと同じ状況で評価しないといけない。
 それで「誘導音声にそのつどケチをつけるメッセージを多重録音できればいいのに」と思った。
 それから古いマイクロカセットレコーダの音質の悪さが気になって、ICレコーダの入手を考えた。デジタルならパソコンで編集できるし。
 最初は会議録音用の廉価な機種に目をつけていたのだが、多重録音ができる機種はない。
 さらに探すとオーバーダビング(多重録音)機能がついているTASCAMのDR-1やDR-2dを見つけた。楽器や歌の練習が主な用途の品で、私には少しオーバースペックなんだけど、この機能はなにものにも代え難い。それで新機種のほうのDR-2dを購入。ICレコーダというより、これはPCMレコーダの分類。
 使ってみると音質のクリアなこと、定位が非常によいこと、超高感度なことに驚かされた。カセットテレコの録音品質しか知らない私に別次元の世界。
 部屋のどこに人がいて、どこでしゃべっているかわかる。たとえばDR-2dを床において、そのまわりを歩きまわってその音を録音する。ねっころがってそれを聴くと、足元でほんとに人が歩いているようにきこえる。幽霊が徘徊してるような錯覚すらおぼえる。
 家の外でカラスが鳴いたり車が走っている音も鮮明に録音される。再生時、それが録音されたものなのか、外から入ってくる音なのか区別がつかない。

 家のまわりでカラスがうるさいんだわ。春なので求愛活動や巣作り、縄張り抗争に忙しい様子。録音してる最中にカーカー鳴き声が入る。
 カラスだけじゃなくて、スズメも鳴くし犬も吠えるし車も走るし・・・・。
 普段騒音と思っていない音も、いざレコーディングで音に集中しはじめると、実は騒音だらけだったということに気がつく。気にしはじめると、どんどん偏執狂になってくる。防音室まで欲しくなる。

 夜中に作業するとだいぶましなんだけど、もうそういうのは気にしないことにした。まずは最初の誘導ガイドの青写真をこさえることに集中しようと。

 そんで弛緩法、呼吸法、周天法は一応完成。あとは光体法を残すのみ。

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このページは、おーさわが2010年3月18日 08:26に書いたブログ記事です。

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