モンローは自らの体験がアストラル・プロジェクションであることを認めています。
また「非科学的だから呼び名を変えた」といっても、呼び名を変えれば科学的になるわけではありません。物語や寓話としての色合いの濃い、この本から伝わってくる雰囲気から想像すると、『科学と非科学を分ける「我々の基準」とはどのようなものだったのだろうか?』、などと気になってしまうのですが、彼の本は書店で魔術本同様、精神世界コーナーに置かれています。
念のため言っておきますが、私はモンローの著作を嫌ってはいません。若いころは夢中になって読んだものです。
当サイトはイギリスの魔術師W.E.バトラーの方法を元にしており、幽体離脱(アストラル・プロジェクション)と表記しています。バトラーは「アストラル」や「エーテル」について理論的に説明しており、その定義から言えば、この呼び名は妥当なものだと私は思います。
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