12.「これは幽体離脱だったのでしょうか?」は愚問
幽体離脱に成功するとはっきりとわかります。「離脱したように空想してみた」といった絵空事や、「そんな気がした」といった、微妙であいまいなものではないです。
しかし私も他の人も、あなたが幽体離脱したことを見る事はできません。
幽体離脱は完全に目覚めた意識で幽界に行くことです。他人に尋ねている時点で、それは寝ぼけていたのです。だからそれは幽体離脱とはいえません。
誰かに認定してもらおうなどという欲求は即刻捨てて下さい。自ら確信できない経験なら、まだ充分ではありません。
確信をもってよい一つの目安は「はじめに決めておいたことができるか?」です。離脱したら手を見るとか鏡を見るとか、目標を設定しておき、それを達成できれば成功したとみなしてもよいでしょう。状況によっては実行不能な場合もあります。鏡が見つからなかったとか。しかし見ることを忘れず実行しようとしたのなら成功です。
それから幽体離脱をしたと想像/空想することと、幽体離脱は別の経験です。光体法は幽体離脱したと想像をすることに似ています。それを通じて幽体離脱が起きますが、起きた現象と想像することは別のことです。
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