9.幽体離脱で犯罪的行為をしてもよいのか?

 アストラル界は物質世界とは別の世界なので、たとえ殺人を犯したとしても、それが現実となることはまず無いでしょうが、お勧めはしません。
 アストラル界は自分の無意識が映し出される空間で、また幽体離脱中の人があまり勝手な事をしないように妨害してくる場合があります。たとえば「なに者かが現れ行く手を遮る」とか、「部屋に閉じこめられて出られなくなる(ただし肉体に戻ることはできる)」といった表れ方をします。
 なぜそれが妨害と思うかというと、そのときの場の空気です。はっきりした根拠はないですが、不穏でヤバイ気配が漂い、無理しないほうがよさそうな感じがするのです。
 ダイアン・フォーチュンは、アストラル界には警察機構が存在すると言ってたりもします。無意識の底は他者の無意識と共有されていると心理学では言われたりしますから、そこを個人のエゴで引っかき回すのはなにか都合が悪いこともあるのかもしれません。
 それからアストラル界は古来より鏡の世界と呼ばれます。どのような行いも本人に返ってゆくでしょう。 戻る  講座  HOME