デフォルトのハウス分割法と時刻不明の場合の計算条件を設定します。 ネイタルデータの中には、しばしば正確な時間を知る事ができない場合や、場所もおおまかにしか決定できない場合がよくあります。アマテルは時刻と緯度経度を未登録でもデータベースにデータを保管できますが、そのデータを元に天体位置を求めるときには、このパネルで設定した方法に従います。
時間と場所(緯度・経度)が登録されている場合
天体の位置はネイタルデータに登録されている時刻で計算されます。 カスプの位置は「@デフォルトのハウス分割法」で選択した方法で計算されます。以下の設定の影響は受けません。
ソーラーまたはソーラーサインを使用する(AB)
時間や場所が不明の場合、デフォルトの地方時(D時間タブで設定)で諸天体の位置を計算します。カスプの計算は次の二つから選べます。この二つは観測地は無視して、太陽のサインや位置を基準にカスプを決める方法です。
A太陽サインの0度を一室カスプとしてイコール分割
たとえば太陽が天秤6度に居たとしても、一室カスプは天秤0度で、以降均等に30度ずつ分割されます。これをソーラーサイン分割法と呼びます。
B太陽の位置を一室カスプとしてイコール分割
太陽が射手座25度に居たら、それが一室カスプの度数になります。以降30度ずつ分割されます。これをソーラー分割法と呼びます。