4.7●データベースに未登録の検索結果の扱い方について
回帰検索やアスペクト時期検索で求まる検索結果は、データベースに登録されているネイタルデータの中から検出されたものと異なり、データベースに登録されていない、動的に生成されたデータです。
回帰日時などは必要に応じて検索すれば済むことなのですが、頻繁にそのデータを使いたい場合は保存しておきたい事もあるでしょう。
保存で注意すべきことが一つあります。それは、すでに登録済みの出生データを検索した結果についてはシンボリックリンクによるコピー(※)なのでリソースはあまり消費しないのですが、回帰検索等、条件に応じて生成された未登録データの場合は、コピーといっても新規登録されます。また同じ日付、同じ名前であっても、無条件に新規登録されます。
しかしこのように特定の条件で生成したネイタルデータの中から、さらに検索を行いたいという場合もあるかもしれません。たとえば月回帰日のリストの中から、吉兆のアスペクトの存在等、別の条件を満たす日を見つけたい場合などです。そういうときは求めた回帰日リストを一旦データベースのフォルダに保存して、そのフォルダから再検索します。
新規登録はリソースを消費するとはいっても、極端に多く消費するわけでもなく、千件や二千件程度は余裕です。ですがデータの使用頻度が高くないのであれば、そのつど生成する方が良いでしょう。お使いのマシンの性能と相談してください。
データベースに登録されているデータではないことを表す
※1
検索結果の保存方法(データベースへのコピー)は次のページを参照。