チャートはどのような種類のものであれ、日時や緯度経度の情報をデータベースから受け取るチャンネルを一つはもっています。データベースはこのチャンネルに、ユーザが選択したネイタルデータをセットします。それを視覚的にユーザに見せ、セットされた日時や観測地を一時的に変更する機能を提供するのが、タイムマニューバパネルです。チャートはチャンネルにセットされた日時と観測地に基づいて作図します(ホロスコープ等を描画します)。
チャンネルにはネイタルチャンネルとトランジットチャンネルの二種類があります。トランジットチャンネルは一つだけです。出生日時を受け取るネイタルチャンネルは、チャートによって異なります。ほとんどの場合は一つだけですが(図1)、相性円は二つのネイタルチャンネルをもっています(図2)。二人分の出生データをデータベースから受け取るためです。
ところがネイタルチャンネルは、複数の出生データを受け取ることができます(図3)。基本的に受け取れるデータ数に上限はありません。つまり図1のネイタルチャンネルにも同じことがいえます。
図2のようにネイタルチャンネルを複数持つのは、ネイタルデータの入替を頻繁に行いたい場合です。相性円では人物AとB,AとC,AとDというように組合せを交換する機会が多いでしょう。その場合、タブ式で分けておくほうが操作性が良いのです。
対して星座分布グラフや、コンポジット図など、非常に多くのネイタルデータを元に作図するようなケースでは、図3の方式が現実的です。(ただしコンポジット図はまだ未実装)。
「追加で送る」とは?
図3のように一つのネイタルチャンネルにデータを追加するということです。