4.6●月相や天体会合時期を検索するには
満月や新月など、満ち欠けの状態を月相といいます。たとえば新月は太陽と月が同じ黄経になり、このとき離角は0度です。満月は太陽と正反対の位置に月がくる時で離角は180度です。離角は0度から360度の値をとります。
太陽も月もそれぞれ異なる速度で移動していますが、周期的に黄経上で重る時が来ます。これが新月ですが別名天体の会合とも呼ばれます。月と太陽に限らず、他の天体同士でも会合は発生します。
占星術では満月や新月の日を調べたいことがあるかもしれません。そのときには、月相/天体会合検索で求めることができます。
「月相/天体会合検索」はトランジット天体だけの話なので、出生データを選択する必要はないのですが、現在の仕様では、どれか出生データを選択しないとメニューが表示されないので、なにか適当なものを選択しなければなりません。
適当な出生データを選択し、「右クリック→月相/天体会合検索」を選択。
右図のようなダイアログが表示されます。
これは月相専用の画面です。
※他の惑星会合を求める会合検索はまだ未実装。
図示したダイアログの検索条件は、新月、上弦の月、満月、下弦の月の4つの月相を検出し、検索開始日は2008年10月11日からです。検出回数は4回です。検索条件を確認したら検索ボタンを押します。
上図のような検索結果がえられました。
求まったデータは回帰検索のときと同様、チャートのネイタルチャンネルやトランジットチャンネルに送ることができます。